例えば,土地や中古の一戸建て住宅が売りに出されていた場合,物件の詳細説明に「建築不可」,「再建築不可」といったことが記載されていることがあります。 土地や中古の一戸建て住宅が売りに出されていた場合,物件の詳細説明に「建築 […]
「不動産取引・借地借家」の記事一覧
所有者不明土地問題~国交省が土地基本法の改正を検討
所有者不明土地について,法務省の法制審議会で,民法と不動産登記法の改正が検討されることになったことは,既にご紹介しました。 そうした法務省の検討と並行する形で,国土交通省は,国土審議会において土地基本法の改正について検討 […]
不動産市況の潮目は変わった?~2018年下期の取引額34%減
日本経済新聞電子版より2019/1/27 1:30 「高水準だった国内の不動産売買に減速感がでている。2018年7~12月の取引額は1兆7290億円と前年同期に比べ34%減った。半期の取引額としては6年ぶりの低水準だ。 […]
離婚と不動産~財産分与,不動産で渡すと大変なことに!?(その2)
前回は,離婚時の財産分与で不動産を渡すと譲渡所得が課税されるケースがあるということをお話ししました。 しかし,実際にお金が入ってきたわけでもないのに,まさか財産分与した不動産について譲渡したといわれ税金を課されるとは・・ […]
離婚と不動産~財産分与,不動産で渡すと大変なことに!?(その1)
夫婦が離婚する際,離婚の条件として,夫または妻が所有するマンション等の不動産の所有権を,相手に渡すことがあります。夫または妻の名義の不動産について「財産分与」を原因として相手に譲渡する場合です。 財産分与とは,夫婦が離婚 […]
長屋をめぐる法律~長屋の切り離し(一部取り壊し)は自由にできるの?(その5・完)
では,長屋の住人の方が,他の住人から,長屋の切り離しへの同意を求められたら,どのような点に注意すべきでしょうか? まず,長屋の切り離しにより,残された長屋建物の部分が,建築基準法等の関係で不適格な建築物となってしまう場合 […]
長屋をめぐる法律~長屋の切り離し(一部取り壊し)は自由にできるの?(その4)
東京地方裁判所平成25年8月22日判決は。連棟式区分所有建物(いわゆる長屋)について,長屋建物の一部を取壊して,別途独立した建物を新築した所有者に対して,新築建物の収去と損害賠償を命じました。 つまり,長屋の一部を取壊し […]
長屋をめぐる法律~長屋の切り離し(一部取り壊し)は自由にできるの?(その3)
長屋には,分譲マンションと同じ,建物の区分所有等に関する法律(区分所有法,マンション法)が適用され,長屋の建物については,基礎・土台部分や,屋上,外壁,柱及び境界壁等が共用部分に当たるというのが,東京地方裁判所平成25年 […]
長屋をめぐる法律~長屋の切り離し(一部取り壊し)は自由にできるの?(その2)
建物の区分所有等に関する法律(区分所有法,マンション法)では,建物は専有部分と共用部分に大別されています。 「専有部分」とは,区分所有権の対象となる部分,すなわち,分譲マンションでは,居住するための各室のことです。これは […]
長屋をめぐる法律~長屋の切り離し(一部取り壊し)は自由にできるの?(その1)
古くからの街並みには,今も長屋の住宅が多く残っています。落語などでも長屋の住人をめぐる楽しい噺がたくさんあります。 しかし,近年は,長屋の建物の老朽化に伴い,長屋の一部を切り離し(解体し),更地にして新しい建物を建てる例 […]